クリスマス直前にレユニオン島で開催されるメガアバランチに参戦するのがレミーの毎年の恒例行事になっている。マラソンスダウンヒルペシャリストの彼にとって、このレースは友人達と共にシーズンを終える大切なレースだが、今年は更に彼の兄弟であるジュリアン・アブサロンも参戦した。そしてメガアバランチには多くのプロライダー達、ジュリアン・アブサロン(BMC)、ジェローム・クレメンツ(Cannondale)、Florent Payet (Mondraker)、セドリック・グラシア(Santa Cruz)やDavide Sottocornola (Cicobikes Rocky Mountain)らが参戦する。もちろんレユニオン島出身のライダー、Christophe Payet (Norco)やAlexandre Sicard (Santa Cruz)、Timothé Neytard (Trek)らも参戦する。



予選ラウンドは土曜の朝にエンデューロスタイルで行われ、3選手1グループで3つのステージからなる。レミーは今回彼の1番のライバルである地元ライダーのAlexandre Sicardと同じグループだった。Maïdoからスタートする最初のステージが最も長く(14分)、第2ステージは滑りやすいコーナーが多くあるサトウキビ畑で、そして最終ステージは石やダートの多いコースだった。
3ステージとも速いレース展開で、レミーとAlexandre Sicardは一緒に走った。

ライダー達にとってこの日の目標はこれらのラフなコースでのバイクトラブルを避け、上位5人に入り翌日のレースで良いポジションを得る事だった。

予選ラウンドではレミーが勝利し、Alexandre SicardとCédric Graciaが2位、3位と続いた。

レース当日!

ライダー達が彼の目の前でクラッシュした為、レミーはあまり良いスタートを切れなかった。しかし彼は全速力でCirque de Mafateを駆け抜け、最終的にレースをリードしていたAlexandre SicardとFlorent Payetを抜くと全力のままCryptomeriaのジャングルを走り差を広げた。そして“無事に速くゴールする事”を常に意識して手堅く走り続けたが、約20秒の差でレミーの大きなライバルであるジェローム・クレメンツが2位に上がってきたのを確認した。そこで彼は最後の岩だらけのセクションで差を広げて勝利を確かなものにしようとした。最終的にレミーは2位に50秒以上の差を付けて勝利した。

そしてこれはレミーにとって7度目となるレユニオン島での勝利、そして12度目のメガアバランチ勝利となった。