Tour Down Underの第5ステージは登りゴール、過酷でタイム差のつくステージです。

翌日の最終ステージは平坦なスプリンター向けステージ。
筋肉の塊のスプリンターたちはここまでのステージで大きく総合タイムで遅れており、最終的な順位にはかかわってきません。

スタート時点で、総合首位に立っていたのはBora-Hansgroheの世界チャンピオンPeter Sagan選手。
この日のステージで勝負ができる、バーチャルリーダー的なポジションにいたのがMitchelton-SCOTTの南アフリカ人、Daryl Impey選手。2秒遅れの総合2位につけています。

前年度の勝者、BMC Racing Teamのオーストラリア人、Richie Porte選手はスタート時点で1位から14秒遅れ。
この日のゴール、Willunga Hillで昨年勝利して総合優勝したRichie Porte選手とImpey選手のタイム差はわずかに8秒。
秒の争いの中に何人もの有力選手がひしめく、予想のつかない状態でレースははじりました。

Mitchelton-SCOTTチームの2つ前、ORICA-SCOTTチーム時代にはチームに所属していた日本人選手、別府史之選手を含む7名の逃げ集団が形成され、集団は登り初めまでは容認、比較的落ち着いた展開でレースは進みました。

登りに差し掛かると、集団は一気にペースを上げ、有力チームのアシストたちが、瞬く間に逃げを飲み込み、さらに集団を小さく絞り込みます。
残り2㎞からRichie Porte選手がアタック、有力勢をちぎり、ステージ優勝しました。

その後ろ、2位でゴールしたのがDaryl Impey選手。その差はわずか8秒、限界まで追い込み、ゴールの際はスプリンターのようにハンドルを投げ、力の限り追い込みました。

1位のボーナスタイムがマイナス10秒、2位のボーナスタイムはマイナス6秒。スタート時点の二人のタイム差が12秒でタイム差はちょうど0秒。前日までの総合順位順となり、Impey選手が総合首位に立ちました。


Tour Down Under stage 5 results:
1. Richie Porte (BMC Racing Team)
2. Daryl Impey (Mitchelton-SCOTT) +0:08
3. Tom-Jelte Slagter (Dimension Data) +0:10

Tour Down under general classification after stage 5:
1. Daryl Impey (Mitchelton-SCOTT) 18:02
2. Richie Porte (BMC Racing Team) +0:00
3. Tom-Jelte Slagter (Dimension Data) +0:16

Photos courtesy of Getty Images
Mitchelton-SCOTT FB